きのこ日記

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2007年07月29日

【戦評】第5回 JFA大阪ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会 予選リーグ

■予選リーグ( vs 豊中レディースFC  vs 大阪コスモFC )
7/14(土)に予定されていた試合が、台風の影響で延期になり組み合わせも変更となった試合。
予選の大きなカギを握る豊中レディースとの試合。失点を最小限に抑えるために3バックで試合に挑ませた。その甲斐あって、ボールの奪いどころ、カバーリングの意識など、守備の面はとても安定していた。もう少し相手との間合いをうまくとりながらポジショニングがよくなると、もっとインターセプトから攻撃に繋げられる場面も増えるように感じた。試合終了間際に同点に追いつかれはしたが、最後まで全員が集中し、負けたくないという気持ちを全面に出しながらプレーをしてくれたことが何よりである。
大阪コスモとの試合は、得点をたくさん取って確実にブロック1位で勝ちあがりたいという気持ちが裏目に出てしまい、攻撃がかなり単調になりすぎていた。もっともっとゆっくりプレー出来る場面、あと一本パスを多く繋いだ方がもっとチャンスになっていた場面もたくさんあったように思う。どちらかというと自分たちで不利な状況になるよう仕掛けすぎた感じ。目の前のプレーだけではなく、少し先のことを考えながらプレーが出来るようになってくれると嬉しいかな。しかし、そんな課題を抱えながらも6点を奪ってくるあたりは大したもんである。
2試合の結果、得失点差で豊中レディースを上回りブロック1位となり、関西ガールズ・エイトへの切符をゲット。大会まであまり時間もありませんが、関西でも戦えるようみんなでしっかり準備を始めましょう。

2007年07月08日

【戦評】7/8 ニーナ練習試合

三木FCドリームズとの練習試合。
収穫なしと言ってもいいくらいの試合内容。午前中の小学生の試合の後にあんなにも気持ちの入っていない試合をされたら恐らく誰もがそう感じると思う。ただボールを蹴りにわざわざここまで来たって感じ。テーマの確認をする以前の問題・・・。
試合に勝ちたい、もっとサッカーがうまくなりたい、全国大会に行きたい、トレセンや代表に選ばれたい・・・色々と自分自身で思っていることがあるのは解ります。でもその結果はどうやったら得れるのか考えていますか・・・?練習試合や練習をする意味って考えたことありますか・・・?何も考えず、ただがむしゃらにサッカーをする年代ではもうありません。また、サッカーだから一人ですることにも限界があるし、自分一人だけ頑張っても得れない結果もあります。
練習の時も、試合の時も、何気ない行動も、いつもみんなのことを見ています。それだけは忘れずに居てください。

【戦評】第24回 関西少女サッカー大会 決勝トーナメント

■準々決勝( vs 小部ウイングス )
対戦相手の小部ウイングスは、「小部キッズFC」と「FCウィングス」の合同チーム。
前半、相手チームに局面を個の力で打開してくる選手も居なかったので、見ていてもそれほどピンチとなる場面もなかったが、自陣ゴール前で不用意なファールをしたこと、緩慢なプレーから相手コーナーキックにしたこと、それらのセットプレーが直接失点に繋がってしまい自分たちで試合の主導権を相手に譲ってしまった。試合を見ていても一生懸命プレーしているようには感じるが、どうしたらもっと自分やチームが得をするかといった「比較」や「選ぶ」といった要素がまだまだ欠けていると感じるプレーが目立った。
後半も出鼻をくじかれ、試合開始早々にまた1点を失う・・・。しかし、ハーフタイムに、「ただボールを奪う」、「ただボールを運ぶ」、「ただボールを蹴る」といったような意図のないプレーをするのではなく、もっと次のプレーに繋がることや得をすることを考えながら慌てずにプレーをしようとみんなで確認をしたのが一つ一つのプレーにも表れ始め、徐々にボールと人の動きが良くなっていった。それが再三のチャンスを作り、3点差を同点まで持っていけた結果に繋がったのではないだろうか。
PK戦で惜しくも負けたものの、この試合は本当に見ごたえがあったし、この数ヶ月間で一番良い試合だったと思う。きっとこれがチームにとって大きな収穫になったし、個々の自信に繋がったと確信している。
この気持ちを切らさず、来週のガールズ・エイトも頑張りましょう!

2007年07月01日

【戦評】第24回 関西少女サッカー大会 予選リーグ

■Dブロック予備リーグ( vs バニーズ京都SCシュピーレンJr  vs パルティーダ生駒FC )
シュピーレンJrとの対戦は辛勝したものの、先週の前座試合と違い、予想以上に中盤でボールを支配され、完全に相手ペースでの試合となってしまった。しかし、そんな状況の中、高学年が攻守にわたりよく頑張ってくれた。ただ、全体的にボールを奪われないようにする意識が低いのか、ボールを奪った後のプレーがかなり単調で雑に感じた。
パルティーダ戦は、1試合目に比べると比較的自分たちのペースでプレーが出来ていたように思うが、フィニッシュの精度に欠けていた・・・。1点の重みをもっと感じながらプレーして欲しいと思う。その1点で笑うのも泣くのも自分たちなんだから。


■Dブロック代表決定戦( vs 大阪市レディースFC )
予備リーグ1位となり、ブロック代表を決める大阪市レディースとの試合。
今日の試合の中で攻守ともに一番安定していた内容だったとは思う。特に守備はかなり安定していたので安心して試合を見ることが出来た。ボールを奪うタイミング、カバーリングの意識は良くなってきたように思う。しかし、安定してたとは言え、攻撃時は先の2試合と同じで、一つ一つのプレーも単調で雑な感じ。3点は奪ったものの、フィニッシュの精度も低い・・・。まっ、これはこれから少しずつ改善していく課題としましょう。相手に得点させないことも大切ですが、相手よりも1点でも多く得点することも大切な部分ですから。